『詩経·七月』の末章に、氷を書いた句がある——「二之日鑿冰沖沖,三之日納于凌陰,四之日其蚤,獻羔祭韭」。氷を鑿ち、凌陰に納め、四之日には羔を韭とともに献じる。氷を扱う古い頁は三つあり、書き方がそれぞれ違う。一年の仕事を詠う詩が一つ、雹の災いから始まる問答で礼と誰が氷を受けるかを語る編年が一つ、氷を扱う人手を列ねる官制が一つ。三頁のどれも、氷がどこへ納められたか——その窖の姿——を書いていない。

一、詩のなかの句

『詩経』の「七月」を収める頁は、篇の形を一行で示すだけである——「《七月》,八章,章十一句」。注はない。「凌陰」を解かず、「二之日」「三之日」「四之日」という月の呼び方も解かない。その句は一続きの仕事だ。氷を鑿ち、氷を納め、羔を献じて祭る。誰が鑿いたかは詩が言わない。詩の年代も、頁は与えない。本稿は伝統的な言い方に従い、「伝統的な年代」として扱い、西周とも春秋とも決めない。

二、雹の災いと一句の問い(昭公四年)

『春秋』の経は昭公四年の「春王正月」の下に三字を記す——「大雨雹」。同じ年の伝にもこの三字が出て、そのあとに問答が続く——「大雨雹。季武子問於申豐曰:雹可禦乎?」。季武子が申豐に、雹は防げるのかと問うたのである。申豐はまず一句で言う——「聖人在上,無雹;雖有不為災」。聖人が上にあれば雹はなく、あっても災いにはならない、と。それから氷の話に入る。(同じ巻の昭公三年の冬にもう一条「大雨雹」があり、これは別の年のことである。本稿は用いない。)

申豐が語るのは氷の暦である——「古者日在北陸而藏冰,西陸朝覿而出之」。日在北陸に氷を蔵し、西陸が朝覿に現れれば出す。氷は「深山窮谷,固陰沍寒」の地から取る。蔵すときは「黑牡秬黍,以享司寒」、黒い犠牲と黒い黍を司寒に供える。出すときは「桃弧棘矢,以除其災」、桃の弓と棘の矢でその災いを除く。さらに——「祭寒而藏之,獻羔而啟之,公始用之,火出而畢賦」。寒の祭りに蔵し、羔を献じて開き、公がまず使い、火出に及んでことごとく頒つ。「火出」「畢賦」の二語は、頁に注がない。

誰が使えるかは、彼の言葉が範囲を与える——「朝之祿位,賓食喪祭,於是乎用之」。「食肉之祿,冰皆與焉」——肉を食う禄を受ける者はみな氷を分け与えられる。「大大命婦,喪浴用冰」——大夫と命婦は、死者を洗うのに氷を用いる。「自命夫命婦,至於老疾,無不受冰」——命夫命婦から老疾の者まで、氷を受けぬ者はない。この一句、頁は「大大命婦」に作るが、「大夫命婦」の誤りと疑われる。引文は頁のまま録す。経手する者が四種ある——「山人取之,縣人傳之,輿人納之,隸人藏之」。この四つの名がそれぞれ誰を指すか、頁は一句も言わない。

最後に彼は、よく蔵した場合と蔵さなかった場合を比べる——「其藏之也周,其用之也遍」。蔵すこと周く、用いること遍ければ、と。続いて「冬無愆陽,夏無伏陰,春無凄風,秋無苦雨,雷出不震,無菑霜雹癘疾不降,民不夭札」。逆に今の世は——「今藏川池之冰,棄而不用」、川や池の氷を蔵して用いない、それゆえ「雹之為菑,誰能禦之」——雹の災いを誰が防げようか、と。最後の一句が詩を名指す——「七月之卒章,藏冰之道也」。七月の卒章こそ、氷を蔵する道である。三頁のうち、互いを名指すのはこの一度だけであり、それは詩の言葉ではなく、申豐の言葉である。

三、官制のなかの凌人

第三の頁は『周礼·天官冢宰』である。冒頭に官の設け方を説く——「惟王建國,辨方正位,體國經野,設官分職,以為民極」。王が国を建て、方と位を辨じ、国を体し野を経し、官を設け職を分かち、以て民の極と為す、と。治官の属を列ねるなかに凌人がいる。まず編制を与える——「凌人:下士二人;府二人,史二人,胥八人,徒八十人」。これは官制の設計図であって、頁はこの編制が周代に実際にそう動いていたとは言わない。本稿もそれを実況としては扱わない。

次に職守を与える——「凌人:掌冰政。歲十有二月,令斬冰,三其凌。春始治監,凡外內饔之膳羞,監焉。凡酒、漿之酒醴亦如之。祭祀,共冰監。賓客,共冰。大喪,共夷盤冰。夏,頒冰掌事。秋,刷」。一年の事務はこの数句にある。十二月に氷を斬ることを命じ、春に「監」を治め、祭祀・賓客・大喪の三つに氷を供し、夏に氷を頒ち、秋に刷う。「三其凌」は原文のまま、どれほどの容積かには解さない。

この職文が前の二頁より多く持っているのは、時序と人手である。何月に斬り、何月に治め、何月に頒ち、何月に刷うか、そして一人の官の下に府・史・胥・徒がいること。少ないのは、この先に問いたくなるすべてだ。窖はどれほどか、どれだけ蔵すか、夏に誰に頒つか、一人にどれだけか、氷はどの山から来るか、いくらかかるか。頁は一句も与えず、本稿も補わない。

四、三頁を読み合わせる

三頁はそれぞれ別の問いに答える。詩は一年のうちに何をするかを答える——鑿ち、納め、献じる。伝は誰が使えるか、よく蔵した氷が四季と病人に何をもたらすかを答える。それは雹の災いと一句の問いのなかにあり、話し手は「古者」を語り、自分の代については「今藏川池之冰,棄而不用」と言う。官制は氷を司る官にどのような編制と職守があるかを答える。三頁は一枚の図にはならない。詩は官を名指さず、伝は数を与えず、官制は氷を受ける者を列ねず、夏のどの月に頒つかも言わない。頁自身がつなぐのはただ一箇所、申豐が「七月之卒章」を引いたところだけである。窖の形制、数量、受給者名簿を求める読者に、三頁はどれも与えない。一頁の沈黙は、他の一頁の答えではない。

五、与えないものと分線

三句で結ぶ。一、引文は頁のまま——「大大命婦」に作り、「大夫」の誤りと疑われる。「監」に作り、そのまま録して改めない。二、数字はそのまま録す——徒八十人、三其凌、歳十有二月、そして詩の二之日・三之日・四之日。現代の度量に折らず、これらの数で算術もしない。三、三頁は冷蔵技術史ではなく、本稿もその種の通論は書かない。宋代の市井が氷飲みを売った話は別の一篇である。三頁が与えるのは、一首の詩の句、一段の問答、一つの官職——冬に鑿ち、夏に頒ち、そして編年のあの一句、死者を洗うのにも氷を用いた、ということである。

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参考資料・関連文献

  1. 《詩經·七月》(維基文庫本,頁面白文;篇末只標「《七月》,八章,章十一句」,無注) — The last stanza reads 二之日鑿冰沖沖,三之日納于凌陰,四之日其蚤,獻羔祭韭. The page gives no gloss for 凌陰 or for the month words 二之日, 三之日, 四之日, and no date for the poem.
  2. 《春秋左氏傳·昭公四年》(維基文庫本,頁面白文;經作「四年春.王正月.大雨雹」) — The narrative for the same year gives 大雨雹 and the exchange 季武子問於申豐曰.雹可禦乎, then Shen Feng's long answer on ice: 古者日在北陸而藏冰…食肉之祿,冰皆與焉…自命夫命婦,至於老疾,無不受冰, and his closing 七月之卒章,藏冰之道也. The page prints 大大命婦 where 大夫命婦 is meant; it also has a separate 大雨雹 in the winter of the third year.
  3. 《周禮·天官冢宰》(維基文庫本,頁面白文;凌人一職分見序官與職文) — The staff entry: 凌人:下士二人;府二人,史二人,胥八人,徒八十人. The duties entry: 凌人:掌冰政。歲十有二月,令斬冰,三其凌。春始治監…祭祀,共冰監。賓客,共冰。大喪,共夷盤冰。夏,頒冰掌事。秋,刷. The page carries no commentary and no date for the office.