日々の暮らし · 商から清まで
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身近な問いから、歴史の世界へ。
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漢・新 · 日々の暮らし
七枚の布、四十九グラム:漢代の衣はどう裁たれたか
馬王堆一号墓の素紗単衣二枚、四十九グラムと四十八グラム。直裾のほうは七枚の布から縫う——上衣四枚、下裳三枚。経密は一センチ五十八から六十四本、透光率七十五パーセント。『後漢書・輿服志』では冠の高さも綬の長さと首数も官階順に並ぶ。値段も工数も記録はない。

漢・新 · お金と社会
釱左趾——漢の国家はなぜ塩と鉄を取り上げたか
漢初の塩鉄は「王と肩を並べる富」を生んだ。武帝のとき東郭咸陽・孔僅が塩鉄事を領し、私に鉄器を鋳て塩を煮る者は「釱左趾、其の器物を没入」され、旧塩鉄の富商はそのまま吏に任じられた。

漢・新 · 日々の暮らし
粟三石三斗三升少——漢の辺塞、ある戍卒の名簿
一枚の木簡は長さ23.5センチ、重さ4.66グラム。そこに十五、六人の名が並ぶ。令史、尉史、鄣卒、施刑、どの行も「粟三石三斗三升少」、月と「自取」の二文字。漢代辺塞の口粮名簿である。

漢・新 · お金と社会
鹿皮一枚に四十万銭——漢武帝の貨幣実験
白鹿の皮一尺四方に四十万銭の値が付き、諸侯は朝見の折に璧の下へ敷くことを強いられた。白金三品は文様で三千・五百・三百。赤側は一当五。額面が実価から離れ、私鋳は数えきれず、死罪の赦免は数十万人。最後に白金も赤側も廃止された。
