日々の暮らし · 商から清まで
身近な問いから、歴史の世界へ。
『斉民要術』巻五は紅藍花の栽培を説いたあと、化粧の処方を一そろい付け足す。牛髄に温酒で浸した丁子を合わせて面脂、紅花の汁に酸石榴と白米粉を加えて燕支、米を一か月浸して「粉英」を取る。処方には胡粉も入る——あれは鉛白で、有毒である。